プレスリリース
各 位
「ドクトル・ジャパン〜私の祖父はインドネシアに残ることに決めた」
オンライン試写会開催のご案内 |
表記の件につきまして、2021 年12 月26 日〜31 日の間、オンラインにてインドネシア残留日
本兵の子孫を追ったドキュメンタリーの試写会を行います。本作は仙台在住の現代アーティスト 門脇篤がスマトラ沖地震の被災地インドネシアのアチェとアートによる被災地間交流を行う中で、 残留日本兵を祖父にもつ女性と出会い、彼女の日本の親戚と会いたいという思いをかなえた一連 の出来事を追ったドキュメンタリーで、仙台市市民文化事業団「多様なメディアを活用した文化 芸術創造支援事業」を活用して公開に至るものです。 ぜひご高覧いただくとともにご周知にご協力いただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。 <オンライン試写会> ・会期:2021 年12 月26 日〜31 日 ※公開開始日である12 月26 日は門脇がインドネシア・アチェと交流するきっかけとなった2004 年のスマトラ沖地震が起きた日です。 ・公開方法:YouTube にて。一般公開。無料 ※アドレスは公式サイトに12/26 午前0時に公開予定です。 ※今回の試写には結末の違う2つのバージョンを用意する予定です。試写後、さまざまなご意見 を取り入れ、最終版を制作します。 <オンライントーク> ・開催日:2021 年12 月30 日15:30〜17:30(インドネシア時間13:30〜15:30) 監督および出演したインドネシア残留日本兵の子孫、日本の家族などと視聴者とがオンライン 上で意見交換を行うトークを行います。 ・参加方法:ZOOM で開催。どなたでもご参加いただけます。参加アドレスは公式サイトですで に公開しています。インドネシア語・日本語の通訳がつきます。 <公式サイト> https://doktorjepang.weebly.com/ <お問い合わせ> 電話080-4357-7035 メール [email protected](門脇) (■ドキュメンタリー概要 第二次大戦後もインドネシアに残った残留日本兵の子孫ラフマさんに出会ったのは、2018 年夏 のこと。NPO 法人地球対話ラボによる東日本大震災の被災地・日本の東北とスマトラ沖地震の 被災地インドネシアのアチェとを結ぶ事業にアーティストとして招聘され、アート・プロジェク トで両地を結ぶ企画を行っているときのことでした。第二次大戦における日本軍の占領という事 実を避けることなくインドネシアでプロジェクトを行うことはできないと考えていた私にとっ て、彼女はそれまで大文字の「戦争」でしかなかったその歴史的事実が、顔の見える存在として 立ち現れた瞬間でした。 その後、インドネシアで暮らすラフマさんの親戚を訪ね、日本へ戻ってからはラフマさんの祖父 石川信光さんのふるさとや親戚を探す旅へ。そこで私が見たのは、日本とインドネシアにおける 「家族」の物語でした。 ■監督 門脇篤 1969 年仙台市生まれ。東京外国語大学アラビア語学科卒。2003 年仙台市中心部の商店街で行わ れたアート・プロジェクトに参加したことがきっかけで、見せる/見せられるという関係性では ない、すべての人が参加者となるようなコミュニティアート型の取り組みを各地で展開してき た。東日本大震災後は、仙台市の仮設住宅・復興住宅での「おしるこカフェ」(2012 年〜)や、 石巻のこどもとつくる「石巻日日こども新聞」(2012 年〜)、アートを仕事にする福祉サービス 事業所「アート・インクルージョン・ファクトリー」(2013 年〜)、震災後の多様な表現を発信 していくアートレーベル「STARTohoku」(2013 年〜)、スマトラ沖地震の被災地インドネシ ア・アチェとの被災地間国際交流企画「アチェ=ジャパン・コミュニティアート・プロジェク ト」(2017〜2020 年)などの企画・運営を行っている。2019 年、スマトラ沖地震のかつての被 災地200 キロを自転車で走った記録をまとめたドキュメンタリー「インドネシアで私が200 キ ロ自転車をこいだ理由」で監督デビュー。 ■製作 アチェ=ジャパン・コミュニティアート・フィルム (NPO法人地球対話ラボ、アチェ・コミュニティアート・ファウンデーション) ■助成 公益財団法人トヨタ財団 独立行政法人国際交流基金アジアセンター 一般財団法人 YS 市庭コミュニティー財団 公益財団法人仙台市市民文化事業団 ■公式サイト https://doktorjepang.weebly.com/ ■お問い合わせ 電話 080-4357-7035 メール [email protected](門脇) |
■試写会主催・お問合せ:門脇篤 [email protected] 080-4357-7035
■試写会共催:NPO法人地球対話ラボ、アチェ・コミュニティアート・ファウンデーション ■ドキュメンタリー製作:アチェ・ジャパン・コミュニティアート・フィルム(NPO法人地球対話ラボ、アチェ・コミュニティアート・ファウンデーション) ■助成:仙台市市民文化事業団、公益財団法人トヨタ財団、一般財団法人YSコミュニティー財団、国際交流基金アジアセンター ■Produksi Aceh=Japan Community Art film (NPO Chiku Taiwa Labo Aceh Community Art Foundation) ■Didukung oleh The Toyota Foundation The Japan Foundation Asia Center YS Ichiba Community Foundation Sendai City Cultural Foundation |